2010年9月26日日曜日

2010観劇記 芝居組「虎」『雪花抄(セッカショウ)』

函館舞台塾2010演劇フェスティバル参加作品。

2010年9月26日(日)13:30 函館市芸術ホール リハーサル室にて観劇。

演劇フェスティバルは毎年全部無料で観られる招待券をいただくのだけれど、「虎」さんはいつも予定が合わず今年が初観劇。ついでに言うと、リハーサル室でのお芝居を観るのも初。

最高の刀を打つために山に入る刀鍛冶と、山に住むあやかしの少女の物語。
自らの望む「かたち」を作り出そうとする男と、自らの「かたち」すら定かではない女。
ふたりのもとめる、そして最後にたどりつく「かたち」とは。

ラスト、春を迎えて桜が舞う中、カーテンコールで登場したヒロイン桜夜(さくや)ちゃんの白い着物が、プロジェクタで映し出された桜の花びらで桜模様になっていたのがとっても印象的だった。

役者さん(特に女優さん)がいっしょうけんめいだったし、装置とか照明も綺麗で、お話はせつないんだけど、観終わったあと豊かな気持ちになる作品だった。いいモノ観たな~ってかんじ。

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