2009年4月30日木曜日

似顔絵


この3月に卒業した特別支援学級の子のお父さんが、PTAの集まりで来校。
そのとき、その子が家で描いたという私の似顔絵を持ってきてくれた。

私が担当していた美術の授業でも、よく家族や友達や先生を描いていた。
周りのひとたちへの興味関心や愛着が表れた絵だなと感じていた。きっと家族や周りから大切にされて、愛情を注がれて育ってきたのだと思う。
これからもたくさんの人たちの助けを借りて、支えられながら生きていくであろう彼。
その人柄でみんなに愛されて、幸せで実りある人生を歩んでいくことを祈る。

けっこう特徴を捉えているとみんなが言うこの似顔絵。私の顔を知っているみなさん、似てますか?

2009年4月29日水曜日

ドラマの話『愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも』


古いビデオテープを整理していたら出てきて、つい見入ってしまった。
2001年に放送されたドラマ『愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも』

第2次世界大戦を背景に、宝塚歌劇団で懸命に生きる女たちの物語。
藤原紀香のトップスター。姿はいいし、姉御(アニキ?)っぷりもそれっぽくてステキ。
しかし舞台場面の歌は吹き替えというわけにはいかなかったのだろうか…。
米倉涼子が演じた男役スター室町エリとユースケ・サンタマリアの売れない絵描きのカップルが良かった。医者とマンガ家を志す「オサム少年」の絡ませ方もいい。
しかし、「男に従属しない自立した生き方」を求めて宝塚に入ったエリが、結局は絵描きの「普通の奥さんになります」って言うのはどうかと思った。「対等な人間として、互いに支えあって生きていきます」じゃだめだったのか?後日談をみてもそんな感じだったと思うのだけれど。「私があなたの脚になる」「あなた、私についてきなさい!」って台詞が利いてただけに惜しい。

宝塚歌劇の歴史とかもわかって興味深い。
この時代は男役もオフはスカートはいてたんだな、とか、「稽古場では関西弁禁止」とか。

写真はこの日の朝食。ゆで卵トーストとアスパラ。

2009年4月28日火曜日

読書の話 藤沢周平『蝉しぐれ』


修学旅行の移動中や夜間の廊下の見張り(笑)中に読んだ本。

とある藩の少年藩士の成長物語。のちに藩主の妾となる隣家の娘との、ついに結ばれ得なかった淡い恋がメイン。
ドラマとか映画とか、『若き日の唄は忘れじ』というタイトルで宝塚歌劇にもなった作品(1994年星組)。 私がこのお話を最初に知ったのは、この宝塚歌劇の舞台中継だった。

ずっと気になっていた原作を、10年あまりの時を経てやっと読んだ。
主人公文四郎と2人の親友キャスティングとか、けっこうイメージ合ってたなと思う。
文四郎が切腹させられた養父への尊敬の念を吐露するくだりとかも、舞台の雰囲気そのまま(しかも私のツボ擬似父子)。
ラスト近く、宝塚歌劇で印象的だった「文四郎さんの御子が私の子で、私の子供が文四郎さんの御子であるような道はなかったのでしょうか」などの台詞が、わりと原作そのままなのに驚いた。

藤沢周平、ハマるかも。

写真はこの日の夕食。ベーコンとアスパラを炒めて、市販のチーズクリームソースであえたパスタ。

2009年4月26日日曜日

読書の話 藤沢周平『暗殺の年輪』


秋休みに東京で浮世絵を見てきた話をしたら、藤沢周平好きの父が「葛飾北斎を題材にした短編がある」と薦めてくれた本。

その短編『溟い海』も良かったけれど、表題作と『黒い縄』が印象に残った。

久しぶりに、美しく読み応えのある日本語を読んだ気がした。

ところで写真は全然関係ないこの日の夕食。
父が釣ってきて母がさばいてくれたホッケをムニエルにした。
付け合せはアスパラ。それと実家からもらってきた大根の煮物と雑穀ごはん。

2009年4月24日金曜日

カフェランチ



冬季の休業から明けて営業を再開した、叔母の家の近所のカフェ「花茶」でランチ。

シーフードたっぷりのカレーが美味しかった。
デザートの煮イチゴ(?)入りアイスクリームも。

今年は火曜日~金曜日のみの営業とのこと。
この日はたまたま修学旅行の休養日だったけど、これからはなかなか来られなくて残念。

ここはオリジナルブレンドのハーブティーやフレーバーティーがたくさんある。
今日はオレンジジャスミンティーをいただいた。オレンジの香りがさわやかで美味しかった。

2009年4月23日木曜日

東北地方春の旅(でも仕事) その4

修学旅行4日目、ペンションでの朝。
子どもたちを起こさなくてもいいので、6時過ぎまで爆睡してすっきり。

4日目のメインは小坂康楽館
今回のお芝居は劇団三峰組。
座長の三峰達(みつみねとおる)ちゃん(と呼べとのこと)は、ドラムの演奏から女形舞踊まで披露する芸達者さんでした。イケメン風の若いお兄ちゃんなんかもいて、女子中学生たちも喜んでた。
こういうのを観て、中学生たちも「お芝居って楽しい」って思ってくれたらいいな。

今年の大歌舞伎は染五郎の奴道成寺とかあるらしい。日本最古の芝居小屋での歌舞伎、いつか観てみたい。

その後高速で青森へ。そこからJRで木古内→スクールバスで無事学校着。

それなりに何かとあったけれど、まあまあいい旅だったと思う。
大半の子どもたちはよくやっていた。

手づくり村の売店のおじさん曰く「いい生徒さんたちですね。悪そうな子がひとりもいない」
中尊寺のガイドさん曰く「目で話を聞ける生徒たちですね」
初日に指導された「5分前行動」も、日を追うごとにちょっとずつ自分たちで気をつけられるようになってきた気がする。

昨年度1年間英語を教えて、縁あって今年度もかかわることになった子どもたち。
中学校最後の年を、いっしょにいい年にできたらいいな。

2009年4月22日水曜日

東北地方春の旅(でも仕事) その3

3日目のメインは盛岡市内自主研修。
岩手公園で生徒を放したあと、1時間半ほどチェックポイントで待機。

その後は適宜市内を巡回だったので、せっかくなので盛岡の町を歩いてみた。まずは材木町の光源社へ。ここは宮沢賢治の「注文の多い料理店」を出版した会社があったところで、今は工芸品のお店とカフェがある。その途中歩いた北上川沿いから、岩手山が見えた(ちょっと雲がかかってて残念)。




それから天然記念物「石割桜」へ。
何度か来ているけど、咲いているところを見るのは初めて。


集合場所の近くで昼食をとろうと歩いていたら、添乗員さんに遭遇。いっしょにじゃじゃ麺を食べた。


昼食後、集合時間まで岩手公園の周りを散策。ここでも桜が綺麗に咲いていた。

自主研修のあとは岩山パークランドへ。着いたとたん、睡眠不足と疲れと寒さで動けなくなり、遊びまわる子どもたちを横目にほとんどレストハウスで座り込んでいた。この日の宿、安比高原に向かうバスの中でもバス酔いに襲われ最悪の状態に。

この日、生徒たちはクラスごと男女別に分かれてペンションに宿泊。子どもたちをペンションに預けたあとは私たちものんびり。夕食をとらず休ませてもらったので、夜10:00のミーティングには無事復活した。

自己管理不足をかなり反省した一日でした・・・。

2009年4月21日火曜日

東北地方春の旅(でも仕事) その2


修学旅行2日目は残念ながら雨。

4時間ほどの睡眠のあと5:30に起床。自分の身支度をしてから6:00ころから子どもたちのようすを見回りつつ、7:00にバイキングの朝食。心配していたよりもスムーズに進行。とりすぎて食べきれずに残す、とかいう子もいなかった。よしよし。

雨の中まずは毛越寺で座禅体験。
体験後のお坊さんの「スポーツでも勉強でも、何事もせいいっぱいやりなさい」という趣旨のお説教がとても良かった。

その後中尊寺へ。ひととおりガイドの説明を聞いたあと、子どもたちはお土産ショッピング。
私も名物ごま摺り団子を購入。お土産に頼まれたんだけど、残念ながら日持ちしないので自分で食べました。
(写真は中尊寺の鐘)


中尊寺そばのレストハウスで昼食後、猊鼻渓へ。
雨なので屋根のついた船で川下り。寒かったけど風情があって良かったかも。
平泉も猊鼻渓も桜が綺麗に咲いていた。


昨日と同じ宿に戻り、夕食、レク。
このまま2日めも無事に終わるかと思いきや、トラブル発生。やっぱり何事もなくというのは無理なものか・・・。まあ、生徒の安全にかかわることではなかったから良かったけど。

結局ミーティングが終わったのが1:00。

それでもやっぱり温泉に入りたくて、貸切状態(ホテル自体が貸切だから当然か)の大浴場へ。
久しぶりの温泉気持ちよかったー!!

2009年4月20日月曜日

東北地方春の旅(でも仕事) その1


修学旅行の引率で東北地方へ。今の職場での引率は一昨年に続いて2回目。

7:00に出勤し、7:50にはスクールバスでJR木古内駅へ。
津軽海峡線で青函トンネルを通り、青森まで。
そこからはバスで盛岡に向かう。途中のサービスエリアで昼食。

ひとつめの見学地は盛岡手づくり村
子どもたちが手づくり体験している間、巡回を兼ねていろいろ見て回った。
写真は手づくり村からの眺め。


ここで、2年前に来たときにはなかったものを発見。
手づくり村限定デザート「なんじぇら?」。南部せんべいにジェラートがはさまれたもの。
これが美味しい!ぱりぱりのおせんべいとアイスクリームが絶妙。ちなみに写真は抹茶味。
250円のところ、「引率の先生は200円です」と言われ「ラッキ~」と思ったのだが、手づくり体験を終えた子どもたちもみんな50円割引券をもらってました。

手づくり村を出て今回の宿、花巻南温泉峡の渡り温泉へ。
夕食やら自由時間やらも子どもたちは比較的おとなしく、大きなトラブルもなく1日目終了。
24:00のミーティング後は部屋のシャワーを使って就寝。
あと3日、無事に終わることを祈りつつ。

2009年4月16日木曜日

春ドラマ『BOSS』

新ドラマ『BOSS』の第1話を観た。
こういう「それぞれ異なる力をもったひとたちが集まってひとつの仕事をする」という物語に魅かれる。

天海祐希が好き。
宝塚時代はそれほどいいと思わなかったのだけれど、女優になってからのほうが気になる。
野田秀樹の舞台『パンドラの鐘』(ビデオで観た)の天海が良かった。
けっこう話題になったドラマ『女王の教室』は、ちょうど海外派遣中で観ていなかったのだけれど、いつか観てみようと思っている。

写真はこの日の夕食。納豆キムチあえ丼。
ちなみに納豆は前日の給食のお持ち帰り。

2009年4月14日火曜日

イケメン執事がほしい。

ちょっと前まで、イケメン執事が出てくるドラマが放送されていた(一度も観なかったけど)。
イケメン執事。かなり欲しい。

「授業参観の案内、全校生徒分刷っておいて」とか。
「郵便局に行って業者に教材の代金振り込んできて」とか。
「単語テストの採点終わったからデータ入力しておいて」とか。

って、これは秘書か?執事って何する人?

冗談はともかく、日本の中学校教諭の仕事には、教諭がやらなくてもいいような仕事が多い。
うちくらいの規模の学校だったら、プロの事務職員さんを2人配置してもらって、副教材の会計(私がやっている)とか教科書給与事務(小中学校の教科書は無償給与なので、いろいろ面倒な手続きがある。これも私がやっている)をやってもらったほうがずっと効率的だし、教諭は生徒に直接かかわる仕事に専念できると思うんだけど。
これらの仕事は嫌いではないのだけれど、なんとなく不自然な気がする。役割分担的に。

写真はこの日の夕食。
冷凍庫にあったラム肉ともやし・なすを炒めて食べた。
おにぎりは歓迎会のときのお持ち帰り品を冷凍していたもの。

2009年4月13日月曜日

春ドラマ『ハンチョウ』

新ドラマ『ハンチョウ』の第1話を観た。

佐々木蔵之介が好き。
『僕の歩く道』の自閉症の弟を持つ兄とか、『下北サンデーズ』の小劇場の主催者とか、『モンスターペアレンツ』の教育委員会職員(実は元教員)とか良かった。

大泉洋といっしょに出た(堺雅人もだっけ?)映画『アフタースクール』も気になる。

写真はやっぱり関係ないこの日の夕食。
なすと舞茸を市販のパスタオイル(しょうゆ&ペッパー味。最近お気に入り)で炒めて、パスタをからめたもの。

2009年4月12日日曜日

時恵さんと仲良くなりました。


今年度の校務分掌は、昨年度に引き続き教務部。
仕事の内容も昨年度とほとんど同じなのだけれど、新たに増えたのが時間割の作成。
週ごとの補欠時間割(やや専門用語?教員の出張とか行事の関係で、授業を入れ替えたりして調整したもの)は昨年度も作っていたのだけれど、基本となる時間割を作るのは初めて。
正確には前の学校でやったことあるけど、そのときは3クラスしかなかったから、紙に手で書き込んでいけばそれなりにできた。
しかし、普通学級10クラス、かかわる教員18人となると、そうはいかない。
そこで使われるのが時間割作成ソフト「時恵」。
使い方よくわからないままとりあえずやってみた。教員の担当教科と担当クラス、それぞれの教科が週に何時間入るか、などを設定すると、コンピュータが1週間の時間割を組んでくれる。
それを見て、不都合なところがあれば調整してできあがり。
いろいろ苦労はしたけど、何とかできた! 時恵マスターしたかも!
子どもと直接触れ合うわけではない地味な仕事だけど、私には合ってる気がする。
こんなふうに少しずつスキルアップしていくのはうれしい。
写真はぜんぜん関係ないこの日の夕食。
もやし&舞茸入り豚キムチ。