2009年10月31日土曜日

2009 R dance company10周年記念公演

2009 R dance company10周年記念公演“宇宙へ(そらへ)”を観た。
函館市民会館にて。
こちらのカンパニーを主宰している先生には、舞台セミナーでもう4年お世話になっている。それ以前にも友達が所属していてたまたま発表会を観たことがあったり、今はセミナーでごいっしょしている人のお子さんもレッスンを受けている。

サンタコスの子どもたちがたくさん出てくる作品が可愛かった。
ヒップホップ系のダンスはあまりよくわからないので、ジャズとかの、特にキレイ系のが好き。
いちばん印象的だったのは、2部の最後の、ライオンキングの曲を使った作品。曲のイメージとすごく合ってた。

自分でちょっとかじってみて、向いていないことを痛感しているだけに、ダンサーたちの身体能力と鍛錬には心から敬意を感じる。

2009年10月30日金曜日

回転寿司


実家にあった回転寿司のチラシがあまりに美味しそうだったので、両親とともに出かけた。
最近はオール一皿120円とかのところもあるけれど、ここはお値段的にはもうちょっと上。
でもその分ネタは上質。質と価格のバランスがちょうどいい気がしてお気に入りのお店。

今回のヒットは期間限定の「秋色盛り」(写真)。これで200円台。
3種類のサーモンはどれも脂の乗り具合がちょっとずつ違う。全部美味しかった。

他にも炙りサーモンとか、トロ3種盛りとか、ゴロ軍艦(イカとイカゴロの軍艦)とか、穴子天とか、たらふくいただいた。お酒は久保田(千寿)。

ちなみに3人でたらふく食べて、弟へのお土産もいっぱいお持ち帰りして、8000円弱。
ビバ回転寿司。

2009年10月25日日曜日

全国うまいもの大会


地元デパートで行われていた「全国うまいもの大会」に出かけた。
大型テレビを買ったときのエコポイントを交換したギフト券を持った両親に便乗して、買いまくり。
まずはこの日の夕食に仙台の牛タン弁当。
歯ごたえがありつつ柔らかい。炭火で焼いているのもいい。


デザートは岩手のごま摺り団子。中尊寺の近くで売ってて、いつも修学旅行で買うやつ。



そして翌日の夕食は、築地揚げ(れんこん、ごぼう、えびとたまねぎの3種)と、ネギ入り油揚げ。

そのほか買ったもの。
北陸のくるみ入り白魚の佃煮。これと白いごはんがあればあとは何にもいらないかんじ。
沖縄のしょうが黒糖。お湯に溶かして飲むと体がポカポカする。ホットミルクや紅茶に入れても美味しい。夕方仕事中ちょっとリラックスしたいときに活躍中。

ビバ全国のうまいものたち。
でも食べものは北海道がいちばんだけどね。

2009年10月13日火曜日

観劇記 劇団四季ミュージカル『ドリーミング』

10月11日(日)13:00~ 四季劇場「秋」にて。

この演目を観ようと思ったいきさつを少し。
この3日前に同じ劇団四季の『アンデルセン』を観て、四季の安心して観られる安定したレベルの高さを再認識した。いつも大当たりってわけじゃないけど、決してハズレは無い。これってすごい。
その翌日、実家に届いていた四季の会会報を読んでいたら、現在上演中の『ドリーミング』に小学生の子どもたちが出演しているとのこと。稽古のレポートを読んでいたら、無性に観たくなった。
その日の夜から予定していた東京への旅の、予定の空いている午後の公演を調べてみたら、いちばん安いバルコニー席が買えた!

メーテルリンクの『青い鳥』をミュージカル化した作品。
いちばん印象的だったのが、「幸福の御殿」の場面。
「小さい幸福たち」と「喜びたち」の清らかな美しさ。なんだか知らないけれど、涙が出た。

そして件の、小学生たちが出る「未来の国」の場面。
これから生まれようとしている子どもたちを、ほんとうの子どもたちが演じる。
前述の稽古レポートにもあったのだけれど、いっしょうけんめいお稽古してプロの舞台に立ったことは、きっとこの子たちにとって大きな経験になるのだろう。
そしてその姿はそのまま、現実の世界にとっても未来への希望に感じられた。

やっぱり劇団四季は偉大だとあらためて感じた一日。

2009年10月12日月曜日

観劇記『芸術祭十月大歌舞伎』夜の部

10月10日(土)16:30 歌舞伎座にて。
演目は通し狂言『義経千本桜』。

『渡海屋』『大物浦』~平知盛のお話。後半ちょっと長い。最後に知盛が体に碇を巻きつけて海に飛び込むところはなかなか。この場面前にビデオで観たことあるかも。
『吉野山』~何かと縁があって、やけに観ている演目。義経のもとに向かう静御前(菊之助)と共の佐藤忠信(菊五郎)の道行き。実は狐の忠信の動きが面白い。菊之助も綺麗。
『川連法眼館』~静と義経の再会。ここで実は共の忠信が偽者で狐の化身だったことが判明。狐忠信からそのいきさつが語られる。『吉野山』から続けての上演で、しかも今回のように静と忠信が同じキャスティングというのは珍しいみたい。演出が派手で面白い。でも猿之助一座じゃないと宙は飛ばないのね。

歌舞伎座も来年4月まで。あと何回行けるかな。

2009年10月11日日曜日

たまには「おひとりさま」だけじゃない旅in東京 その3


前夜に再会した、しかも偶然同じホテルに泊まった友人、+近くに住んでいる共通の知人と朝ごはん。
連休の真ん中ということもあり、ホテルの朝食会場は残念ながら激混み。近くのカフェで集う。
私はホテルの朝食クーポンがあったのでコーヒーのみいただきつつ、ものすごく良いお天気の中、外の席で思い出話や近況報告に花を咲かせた。
5年半前の研修で3ヶ月をともに過ごした3人。みんなそれぞれの場所でがんばってるなあ、としみじみしたひととき。

午前中の便で北海道に帰省する友人を見送り、私はホテルに戻ってゆったり朝ごはん。
ところで今回、最近このホテルで始まったらしい「ノークリーニングサービス」を利用してみた。連泊の場合、2日目~チェックアウト前日の朝のシーツ・タオルの交換、アメニティの補充、お部屋の清掃を断ると、ホテル内で使える500円分のクーポンをもらえるというもの。ゴミはちゃんと回収してくれるし、すごくエコロジーかつエコノミー。
もらったクーポンで、売店でお昼ごはん用にホテルのパンを購入。

チェックアウトして、品川駅周辺を少し歩いたあと、浜松町へ向かう。
ここでなんと! 駅のすぐそばにポケモンセンタートーキョーが!!
つい立ち寄ってしまった。やっぱりピカチュウは日本が世界に誇るキャラクターだわ!
お友達へのお土産のパンプキンクッキーと、パンプキンの形をしたピカチュウのキャンディポットを買ってしまう。ハロウィンをめぐるコマーシャリズムにまんまと乗せられている私。笑。

四季劇場「秋」へ。
早めに着いたので、暑いくらいの日差しの中、劇場前の広場に座ってパンを食べつつぼんやりする。

13:00から、劇団四季のミュージカル『ドリーミング』を観劇。
すごく良かった。詳しくは後日。

お芝居のあと、モノレール(初めてかも)で羽田へ。17:30の便で函館へ。実質2日の東京滞在、、満喫しました。

2009年10月10日土曜日

たまには「おひとりさま」だけじゃない旅in東京 その2

ゆっくり起きて、の~んびりホテルのバイキングの朝食をたんのう。
夕方まで予定がないので、デザートにフレンチトーストまでいただく。

池袋西武へ。
よしながふみ『大奥』の原画展をやっていると大々的に宣伝されていたので行ってみたのだけれど、予想外に小ぢんまりで拍子抜け。でもマンガの原画見るの久しぶりで興味深かった。

山手線ほぼ一周して有楽町へ。
いつも行くお店2軒でお買い物。伊東屋でカレンダー購入。

児童書フロアが好きでよく行く書店、教文館へ。2004年の発売以来ずっと気になっていた、「銀座いろはかるた」(4800円)がなんと2500円に!即買い!




ちょっと遅めのランチは木村屋の2階でエビカツサンドをいただく。エビがぷりぷりで美味し~い!



16:30から歌舞伎座でお芝居。
さよなら歌舞伎座のカウントダウンもあと203日。
演目は、通し狂言『義経千本桜』。詳しくは後日観劇記で。
ちなみに幕間の食事は三越で買った米八のおこわいなり5個セット。この時季は芋栗おこわと松茸おこわが入っている。あと、ほぐし鮭のも美味しかった。
2回目の幕間にたい焼きを食べようと思ったら売り切れでちょっとショック。

そして今回の旅のテーマは「おひとりさま+α」。
夏にはるばるボストンまで訪ねて行った友が、なんと帰省のためこの日の午後に成田に着き、都内に一泊するとのこと!
5年半前に海外派遣の事前研修で知り合った彼女。3ヶ月の研修を共に過ごし、派遣先にも会いに行ったり、派遣終了後も事後の活動で何度か再会していた。
ふつうに仕事してたら、そもそも出逢うことのなかっただろう人と、ひとつの仕事を通じて出逢って、その後もこうやって交流が続いているのってふしぎ。人との繋がりにやや無頓着な私にとっては特に。きっと特別な縁なのかなと勝手に感じている。

で、お芝居のあと、彼女Lobsterちゃんとそのお友達が集うガールズナイトの二次会に合流。新宿は思い出横丁のバーAlbatrossへ。ネオンに囲まれた屋上のちょっと面白い空間でカクテルをいただく。
Lobsterちゃん以外の私含む4人は、みんなお互い初対面。フシギな縁で集った人たちと、楽しいひとときを過ごした。
旅に出るといつもおひとりさま堪能な私だけれど、たまにはこうやって人と関わるのもいいなと感じた夜。

2009年10月9日金曜日

たまには「おひとりさま」だけじゃない旅in東京 その1


残念ながら早い便が取れず、最終便で函館から羽田へ。
22:00すぎにいつもの品川プリンスホテルにチェックイン。
せっかく東京に来たのにこのまま眠ってしまうのはなんだかもったいなくて、ちょっとだけ飲みに出かける。
駅周辺のお店をあらかじめ調べてあったのだけれど、結局面倒になって、アトレ品川内のバーへ。
アボカドとエビのディップと、スパークリングワインをいただく。
入ってすぐラストオーダーだったのであまりゆっくりできなかったけれど、都会気分を味わえて満足。

2009年10月8日木曜日

観劇記 劇団四季『アンデルセン』

北斗市総合文化センター かなで~る にて。

お芝居に先がけて、リハーサル見学会に参加。
劇団四季の(他もそうだと思うけれど)全国公演では、毎回違う会場での公演となるため、必ず会場ごとに立ち位置や照明、出やはけの動線、入る袖の確認を行う。その様子を30分くらい見学した。
見学会のあと、「お客様担当」だという俳優さんがリハーサルについての説明をしてくれたり、質問に答えてくれたりした。
ファンサービスや営業の一環でもあるのだろうけれど、こういう場を見て演劇により興味を深めてくれたりすることで、地方の演劇文化の活性化にもつながる。四季のような大企業には、これからもこういう社会的役割もどんどん担ってほしい。

18:30開演。
87年の全国公演(函館)、94~95年のJRシアター公演、2003年の全国公演(上磯)に続き、4回目の観劇になる。こんなに観てるなんて自分でも驚いた。
中学校の入学祝いにチケットをもらって初めてミュージカルを観た思い出の作品でもある。

誰もが名前や作品をひとつくらいは知っている作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンのお話。
物語の中で、アンデルセンの名作たちがハンス本人によって語られるのがとても印象的。
耳に残るステキな曲もたくさんある。

ハンス役の味方隆司さん。6年前に観たときのハンスも彼だった。
ものすごく純粋で優しい。一途な片想いぶりがせつない。

そしてこの作品の見所、バレエのシーン。
一幕のリハーサルのシーンは正直もっと短くてもいい。雰囲気が伝われば十分では?
人魚姫のバレエは大好き。
もともとアンデルセンの中でいちばん好きなお話だし、ハンスの語りもいい。衣装も綺麗。

結局ハンスの恋は叶わないのだけれど、「人の心に語りかける力がある」ことを認められ、国王から「物語の王様」の勲章を受け、故郷の人たちにも温かく迎え入れられるラストには希望があっていい。

また6年後くらいに観たら、違った感想を持ったりするのかも。演劇にかかわり続けている限り、またどこかで出会いそうな予感のする作品。

2009年10月7日水曜日

女優への道4~おばあちゃん

3月の卒業公演の演目は、昨年と同じ別役実の『歌うシンデレラ』。
私の役はシンデレラに出てくる仙女。

オーディションで誰かが「この仙女はおばあちゃんですか?」と聞いたら、演技指導の先生曰く「別にそうではない」とのこと。
なので私も、マダムくらいの気持ちで3回ほど稽古してきた。

しかし今日突然、「もっと年寄りでやってみて」と言われた。

たぶんこの3年、何をやっても同じな私の演技が物足りなくなって、違うことをさせたくなったのだろう。
初のおばあちゃん役。なかなかチャレンジングだけれど、けっこう楽しみ。

2009年10月3日土曜日

LUPIN JAZZ LIVE


大野雄二&ルパンティックファイブによるLUPIN JAZZ LIVEに行った。
ジャズはあまり詳しくないし、普段それほど聴かないけれど、単にルパンだから興味を持った。
LUPIN JAZZ LIVEという看板に偽りなく、ナンバーはほとんどがルパン。
キャラクターのテーマ曲のタイトルが判明。
五右衛門のテーマ『斬鉄剣』
不二子のテーマ『ラブ・スコール』
銭形のテーマ『銭形マーチ』
次元のテーマ『トルネード』
それぞれ、それっぽい曲で面白かった。
そしてあの『ルパン三世のテーマ』。これをライブで聴けただけでも満足。
音楽はあまりよくわからないけれど、ライブは楽しい。

2009年10月2日金曜日

ワインな気分。


訳あって、木曜・金曜と仕事が早く終わった。
週末だし、何となく飲みたい気分になって、白ワインを買ってみた。

SANTA ANAとかいうアルゼンチンワイン。
「辛口」とあるわりにはじゅうぶん甘くてフルーティ。まあまあ美味しい。

つまみはきゅうりの白ゴマ&マヨネーズ和え、カマンベールチーズ、ドリトスのナチョチーズ味。

テレビ見たりネットしたりしながら飲んでたら、いつの間にかボトル3分の2くらい空いていた。
ひとりで家でこんなに飲んだの久しぶり。たまにはこんな夜もいい。

2009年10月1日木曜日

よしながふみ『大奥 第五巻』

よしながふみ『大奥』の第5巻を読んだ。

流行病によって男子の人口が激減し、それまで男子のものだった役割(将軍も!)をも女子が担うようになった江戸時代を舞台にしたお話。2009年手塚治虫マンガ賞マンガ大賞を受賞した作品

5代将軍綱吉(女)のお話の続き。
前の巻までの段階では、性的に享楽的で「江戸版サマンサ?!」ってかんじの奔放さとエロさ、プラスそこはかとない儚さが萌え~だった。

しかしここにきて、それが父によって幼いころから「(世継を産むために)男たちを悦ばせる存在であること」を求められた結果であることがわかる。

「徳川家の世継を産む」という重責を担い、それを必死に果たそうとしたのは家光も同じ。でも家光にはすべてを受け入れて愛し支えてくれる有功がいた。
支えとなる存在がなかった綱吉は、そこで肉体的な快楽を享受したり、男たちを悦ばせ時に溺れさせることで征服欲を満たして、その空虚を埋めようとしていたのかもしれない。
似た境遇にあった右衛門佐(家族から、貴重な「種馬」として高貴な姫たちを悦ばせることを求められた)ともっと早く分かり合えていたら、もう少し救われていたのかな、とか思うと切ない。

この巻のラスト、綱吉と、彼女とは正反対のお信(のちの8代将軍吉宗)の邂逅が面白い。

しばらく面白いマンガと出会えてなかったけれど、久々に続きが気になる作品。