2009年10月13日火曜日

観劇記 劇団四季ミュージカル『ドリーミング』

10月11日(日)13:00~ 四季劇場「秋」にて。

この演目を観ようと思ったいきさつを少し。
この3日前に同じ劇団四季の『アンデルセン』を観て、四季の安心して観られる安定したレベルの高さを再認識した。いつも大当たりってわけじゃないけど、決してハズレは無い。これってすごい。
その翌日、実家に届いていた四季の会会報を読んでいたら、現在上演中の『ドリーミング』に小学生の子どもたちが出演しているとのこと。稽古のレポートを読んでいたら、無性に観たくなった。
その日の夜から予定していた東京への旅の、予定の空いている午後の公演を調べてみたら、いちばん安いバルコニー席が買えた!

メーテルリンクの『青い鳥』をミュージカル化した作品。
いちばん印象的だったのが、「幸福の御殿」の場面。
「小さい幸福たち」と「喜びたち」の清らかな美しさ。なんだか知らないけれど、涙が出た。

そして件の、小学生たちが出る「未来の国」の場面。
これから生まれようとしている子どもたちを、ほんとうの子どもたちが演じる。
前述の稽古レポートにもあったのだけれど、いっしょうけんめいお稽古してプロの舞台に立ったことは、きっとこの子たちにとって大きな経験になるのだろう。
そしてその姿はそのまま、現実の世界にとっても未来への希望に感じられた。

やっぱり劇団四季は偉大だとあらためて感じた一日。

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