だいぶ前のことになるが、現在とこれからの私と演劇とのかかわりを綴るうえでの一区切りになるのと思うので、記しておく。
3月22日、舞台セミナー2010の閉講式があった。
私がこの5年間受講生として参加し、事業自体は12年続いたこのセミナーの、これが本当に最後の閉講式。
最初は、はじめの1年はキャストコースで、その次はスタッフコースに…と思いながらも、結局は5年間役者を続けた。
今年度は小中学生もいっしょにお芝居をした。
実は最初は、仕事を離れた趣味の場でまで子どもと接することに抵抗があったのだけれど、「お芝居が好き」という気持ちは同じ。だんだんふつうに仲良くできるようになっていった。
みんな素直でいい子たちで、いまどきの小中学生も捨てたもんじゃないな、と思えたし、本番に向けての瞬発力というか、直前まで「だいじょうぶ?!」とヒヤヒヤさせつつ、本番では今までで最高のお芝居ができちゃうあたり、子どもの可能性を再認識したりもした。
それから、子どもの「演劇やってみたい!」という思いを受け止めて、こういう事業への参加を勧めたり許可したり、送り迎えなどの協力を惜しまない保護者の人たちの存在を知ったのもうれしかった。
みんなこういう子どもや保護者ばっかりだったらいいのに…とか思ったりして(笑)。
5年間このセミナーに参加できたことは、私の人生においてものすごく貴重な経験となった。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。
これからもお世話になる方々、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
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