2011年1月30日日曜日

観劇記2011 劇団四季『赤毛のアン』

2011年1月29日(土) 北海道四季劇場にて観劇。

けっこう長く四季の会に入っているため、「北海道四季劇場開場記念芸術祭」の演目2作品ともただで観られた。1作目の『エビータ』につづき、2作目は『赤毛のアン』。

物語の舞台、カナダのプリンス・エドワード島で毎年夏に上演されているミュージカル。
私とアンとの出会いは、多くの日本人女性の例にもれず、テレビアニメから。
よくいる「アンフリーク」なわけではまったくないけれども、カナダには何かと縁があるため、プリンス・エドワード島には2回行ったことがあるし、カナダ版の舞台も観たことがある。
そう考えると、それなりに特別な想いのある作品。

四季版の観劇は今回が2回目。
ミュージカルに限らず『赤毛のアン』という物語を見るといつも、あの時代に「女の子が自らの努力によって男の子に勝ち奨学金を得る」ところに、カタルシスを感じる。
男の子が欲しかったはずのマシューが、「1ダースの男の子よりもお前のほうがいい」と言うセリフもいい。何度聞いても胸が熱くなる。

アンを導くのが女性の先生であることも含め、女の子の自己実現について考えさせられる作品。

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