2009年8月9日日曜日

観劇記 Billy Elliot The Musical


2009年7月30日(木)20:00 Imperial Theatreにて
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もとの映画(邦題『リトルダンサー』)が大好きだったのだけれど、ミュージカル化には最初はそれほど興味がわかなかった。「別にアダム・クーパー(映画のラストで大人になったビリーを演じるイケメンダンサー)が出るわけじゃないし~」とか思って。

興味を持ち始めたのは、アマゾンからオリジナルロンドンキャストのCDをお奨めされたとき。
曲目リストの中に、ElectricityとThe Letterという曲を見つけたとき。どちらも映画でキーになっていることば。これは期待できる!と思った。
すぐさまCDを購入。繰り返し聴いて想像をふくらませた。

6月の終わりごろにNHKBSで放送されたトニー賞授賞式でのパフォーマンスを観て、すでに決めていた夏のNY旅行ではぜったいに観る!と決意。トニー賞を受賞して2ヶ月経っていないころなので、念のためあらかじめチケットを手配しておいた。

1980年代のイングランド北部の炭鉱の町で、バレエダンサーを目指す少年のお話。

観てよかった!!
映画のエッセンスを残しつつ、ミュージカルとしてよりショーアップされている。しんみりしつつも楽しい。
バレエの先生(Shine)とか友達のマイケル(Expressing Yourself)にも見せ場のナンバーがあって楽しい。
Born to Boogieのナンバーにのせて、ビリーが上達していく様子が描かれるのも面白かった。このナンバーの練習ピアニストのおじさんがステキ。
Angry Danceのシーンで、白鳥の湖の曲が挿入されているのもいい。
Merry Christmas, Maggie Thatcherのシーンが思った以上にブラック(笑)。

クリスマスの夜、ビリーが父親に見せつけるように挑むように踊るシーン。映画も好きだったけど、白鳥の湖の曲にのって、少年のビリーと未来の(大人になった)ビリーが踊るシーンもすごく良かった。

フィナーレも好き。男性キャストはみんな作業服(炭鉱の?)、女性キャストはみんな(先生もママもおばあちゃんも!)チュチュ姿。そして最後は男性キャストも…というお楽しみもあり。

ちなみにこの日のビリー(現在4人キャスティングされている)は、Trent Kowalik君。たしかオリジナルキャストのひとりでトニー賞最優秀主演男優賞を受賞したはず。
ぜったいまた観たい。ロングランしますように。

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