2009年9月26日土曜日

大門横丁

両親が旅行に出かけているため、猫と植物の世話のためこの週末は実家で留守番。

残念ながらいつものようにごはんは出てこないので、叔母と大門横丁に飲みに出かけた。

バスで帰れるように早めのスタートのため17:00に待ち合わせたのだけれど、早すぎてどこも開いていない。
仕方がないのでまずは近くの老舗ピザ屋(函館最古だとも聞く)「アリタリア」へ。

エビとアンチョビのピザと白ワイン。器がガラスじゃないのが新鮮。
アンチョビの塩気がワインとよく合う。薄めの生地がおいしい。

そしていよいよ大門横丁へ。まずはカニ料理 クラブハウスへ。生ビールと鮭のハラス、カニ入り厚焼たまご。美味しかった。

焼き鳥も食べたいね~という話になり、地鶏の店けいちゃんへ。砂肝やら地鶏焼きやらいただく。これも美味。


私が大人になったころには、函館の繁華街はもうすっかり五稜郭が中心だったから、このあたりで飲むのって新鮮。観光客向けっぽいところもあるけれど、なかなか楽しい。また来ようっと。

2009年9月19日土曜日

読書感想文コンクール

地区のSLA(学校図書館協議会)主催の読書感想文コンクールの審査をした。

2年前の夏に学校図書館司書教諭講習を受けて資格を取ったはいいが、学校事情もあってあんまりその関係の仕事は回ってこない。
地区のSLAの幹事長をしている人が顔見知りだったので、「何か手伝うことないですか?」と聞いてみたら、「じゃあ審査を」と言われた次第。まったくの専門外なのだけれど。

9月12日に1次審査。50あまりの作品を読んで、半分くらいまでに絞る。
学校名も名前もわからない状態で読むのだけれど、文字や内容からなんとなくうちの生徒だとわかったりもして面白かった。

9月19日に2次審査。さらに読み込んで4人で協議のうえ入賞作品を決める。
素人なので今日はおとなしくしていようと思ったのだけれど、結局しゃべってしまった。
でも入賞作品は私の予想とそれほど大きく違わなかったよ。

ほかの審査員の方々いわく、今年は全体的にレベルはあまり高くないらしい。確かにそうかも。
それでも、いろんなこと考えてる中学生がいるなあと思って面白かった。

休日返上だったけれど、なかなか興味深かった。
基本暇なので、やってみたいと思ったことにはできるだけチャレンジして、いろんなことを経験してみたい。

2009年9月11日金曜日

バル街2009秋

年に2回のお楽しみ、バル街。函館の旧市街を飲み歩くイベント。前売りだと700円のチケット1枚で、ワンドリンクとおつまみが楽しめる。
春のときは行けなかったので、1年ぶり。

仕事が終わってから18:30ころ着いたら、残念ながらチーズと生ハムのふるまいは終わっていた。

気を取り直してすぐそばに出店していた豚肉ダイニングいのこ家へ。
前に職場の宴会で行ったことがあり、けっこう美味しかったので。
ビールと豚の角煮&ベーコンのサラダ。ちょうど良くお腹も満たされた。

BAYはこだての近くのみなとの森で叔母とそのお友達と合流。
最近できたばかりらしく、初めて行った。なかなかいい雰囲気。ここでは白ワイン。


次にきっちんボーダーへ。 お座敷を改造したらしいちょっと変わった雰囲気のお店。ここでは赤ワイン。


途中、杉の子でライブを楽しんだり、和雑貨いろはでお買い物したり。

オーベルジュ古稀庵はこだて
じゃがいもにチーズを使ったソースがかかったピンチョーが美味しかった! 飲み物は白ワイン。

最後は和ダイニング井井。掘り炬燵でいい雰囲気。ここのピンチョーも良かった! サンマのパテと、砂肝と、ジャガイモのチヂミ。写真は4人分。飲み物は赤ワイン。


私はこの5枚つづりのチケットでちょうどいいかんじ。叔母は物足りないみたいだけど。

次は4月。楽しみ~!

2009年9月8日火曜日

観劇記 劇団たんぽぽ『夏の庭』

職場の演劇鑑賞会で、劇団たんぽぽさんによる『夏の庭』を観劇。

湯本香樹美のわりと有名なヤングアダルト向け小説を原作とした作品。
ある夏休み、「人が死ぬってどういうこと?」という疑問を持った中学生たちが、ひとり暮らしの老人が死ぬのを見届けようと観察を始める。

最初は好奇心からおじいさんを見張っていた少年たちが少しずつ変わっていくようすがとても自然で、中学生たちにも感情移入し易かったと思う。
後半、先輩たちがおじいさんのことを言う「生きている価値がない」ということばは、物語の冒頭で少年たちが言っていたことと大差ないのだけれど、きっと観ている中学生たちもみんな、登場人物たちと同じく先輩たちにムカついたはず。

面白かった演出がひとつ。おじいさんの家のゴミを少年たちが片付けるシーン。
縁側に積まれていたゴミが無くなることで、おじいさんと少年たちの間の壁も無くなったことが視覚的にわかる。もしかしたら原作の小説でもポイントになるシーンかもしれないが(読んでないからわからないけど)、それが目に見えてわかるのは舞台ならでは。
そのあとのいっしょにスイカを食べるシーンにうまくつながる。

ちょっとうれしかったこと。
途中10分間の休憩があって、中学生たちけっこう騒がしかったのだけれど、休憩終わりの音楽が流れて、なんとなく舞台上でお芝居が始まったら、それなりに静かになったこと。ちゃんとできるじゃん。それだけお芝居にひきつけられてたのかも。

2時間目くらいから仕込みをしていて、時間が空いてれば見学したいところだったけれど、授業があって残念だった。毎日ちがう場所でぶっつけでお芝居するってすごい。

これを機会に、子どもたちにライブのお芝居の面白さを知ってもらえたらと思う。