2010年12月31日金曜日

大晦日2010


大晦日は一度も家から出ず。
これだけは毎年私の仕事の、栗きんとんを作る。
少しやわらかすぎて失敗。もうちょっと煮詰めたほうが良かったかも。
それ以外はひたすらのんびり、ダラダラ過ごした。

夜は紅白歌合戦。
印象的だったのは怪物くん登場と、弥太郎による龍馬の断髪式!
ものすごーく楽しんだわけではないけれど、なんとなく最後まで観てしまった。それだけ、だれでもそれなりに楽しめるエンターテイメントだということか。NHKってすごい。

合間に年越しそばと日本酒とみかん。
日本人に生まれて良かったと思うひととき。

2010年もいろいろあったけれど、また元気に新たな年を迎えられることに感謝。

2010年12月30日木曜日

年越しの宴2010


実家にて年末恒例の手巻き寿司。
マグロ、サーモン、ホタテ、たこ、甘エビ、つぶ、そしてウニ!
今年のヒットはマグロ! 脂の乗りぐあい(中トロくらい?)が絶妙。
函館に生まれて良かった~と思う瞬間。

父とふたりで、お歳暮にもらった金箔入りの日本酒をいただく。


デザートは弟の差し入れのケーキ。来年は卯年。年女です。

食っちゃ寝三昧の年末年始のスタート。
食べすぎ注意(言ってるだけ)。

2010年12月29日水曜日

2010読書記録 THE CARRIE DIARIES Candace Bushnell

冬休みに読もうと思って買ったのだけれど、その前に読み終わってしまった本。

ドラマSex and the Cityの原作者による、主人公キャリーの高校時代のお話。
高校生の分際で飲酒・喫煙とか、頭は悪くないのに恋愛面は弱いところとか(なぜあんな男に惚れる?)、イラっとするところはありつつも、キャリーの「書くこと」へのコミットメントはとても良く描けていると感じた。女の子の自己実現の物語として興味深く読めた。
アメリカの田舎町で高校時代を過ごした人は、懐かしさを感じられるのかなとも思った。

マニアとしては、何と言ってもラストの一行がツボ。
高校を卒業した夏、ニューヨークで行われるライティングプログラムを受けられることになり、初めて”the City”に出てきたキャリーは、バッグを盗まれてしまう。途方に暮れた末に、クラスメイトが紹介してくれた「年上の従姉」に連絡を取る。
電話に出た相手の名前を確認するキャリー。その名前は…。

ドラマとの生い立ちの違いとかはあるけれど、これはこれでそれなりに楽しめた。
他の3人の過去とかも気になるな~。

2010年12月1日水曜日

2010読書記録 『1984』George Orwell

Lois LowryのThe Giverにはまっていろいろ調べていたときに、同じディストピア文学としてよく取り上げられていたので興味を持った。

夏休みに読み始めて、11月中ごろ読了。古い作品だから読みづらいかな~と思ったらそうでもなかった。

タイトルの『1984』は、オーウェルがこの作品を書いた1948年の数字を入れ替えたらしい。書かれた当時からみれば近未来。
徹底した管理社会に疑問を抱いた男の物語。くわしい内容はこちらでどうぞ。

党への反逆となる行為が露見し、捕らえられ拷問を受ける主人公。その末に、あんなにも愛したはずの女性を陥れることばを口にするところがせつなかった。

「人間らしくあること」「自分自身であること」が許されない世界なんて嫌だ。

それにしてもディストピア文学興味深い。大学で英文学やってたら研究したかったかも。