2012年12月23日日曜日

函館演劇フェスティバル2012学生編 その1


10月の社会人編と高文連につづき、函館演劇フェスティバルの最後を飾る学生編。
2012年12月23日(日祝)、函館市芸術ホールにて観劇。

まずは高校生編。『クリスマスの一日』。
4つの高校の演劇部が、それぞれ15分程度のお話を演じる。
すべてのお話で、赤いマフラーが鍵になっているしかけ。

朝『サンタプライズ』 函館大妻高等学校
可愛らしいお話でした。酔っぱらいOL役の子の熱演が印象的。こういう役を楽しんでできる高校生は、今後が楽しみ。

昼『ノスタルジック アリス』 函館中部高等学校
お話がちょっとわかりづらかったかも。しかしながら、生真面目なかんじが好感が持てる。男子の役者が出ていたのはここだけ。今後が楽しみです。それにしても、高校生的にはクリスマスといえば彼氏/彼女、なのですね~。

夕方『あわてん坊のサンタクロース』 遺愛女子中学高等学校
大学生を演じていた子があまりに見た目幼かったため、「家を追い出された」ってどんな虐待?!と思ってしまいました(実際はバイト代が入らず家賃を払えなくて、ということだったのですが)。高校演劇の難しいところですね。マフラーがいちばん効果的に使われていました。何より、短い時間をフルに使って、最後の1分まで観客を楽しませようとする構成が良かったです!

夜『おばサンタ』 市立函館高等学校
これいちばん好き。お話も演技もしっかりしていて、安心して観られました。この歳になると、こういう家族話がしんみり来ます。最後におばさんが幸せになるのが気に入ったのかも。人生何が起こるかわからないからね! 「塩大福」がすごく効果的。食べたくなるね、塩大福。

若い子たちのがんばっている姿には元気づけられます。
大妻はまた2月に自主公演があるようです。楽しみ。

2012年8月9日木曜日

2012夏札幌~ついでに研修?の旅 その2


ホテルは今回も中島公園ビューのお部屋。朝食バイキングをたらふく食べて、チェックアウト。
JR札幌駅のコインロッカーに荷物を預け、札幌市立大通高校へ。
北海道新英語教育研究会の夏季研究大会に参加。


午前中は、CEFRとCAN-DOリストについてのお勉強。以前から興味があったので、くわしくわかってよかった! 今までは、「面白そう」「便利かも」くらいにしか思っていなかったのだけれど、いろんな問題点などもわかって、なにかと考えさせられた。

午後は高校でのオールイングリッシュの授業についての発表と、「ユネスコ国際会議『勧告59号』にみる外国語教育の目的と方法」について。
どちらもとても興味深かった。

半ば札幌の旅の口実みたいな気持ちで申し込んだ研修だったけれど、思いのほか有意義な1日だった。


研修のあとは、スタバでお茶したりしながら、札幌駅周辺をぶらぶら。
いつものデパ地下ごはんを買い込んで、19:29の特急に乗車。

夏休みのお楽しみはこれで終了。でもいっぱい充電したから、がんばれる気がする。

2012年8月8日水曜日

2012夏札幌~ついでに研修?の旅 その1


なかなかまとまった休みが取れないけど、せっかくの夏休みだしどこか遠出したいわ~と思っていた矢先に、以前から興味を持っていた内容の研究会を発見。さっそく申し込みをし、前日1日休みを取って、さくさくと旅の計画をした。どっちがついでかわからない旅のはじまり。

森駅から朝いちのスーパー北斗で札幌へ。

10:18札幌着。さっそくお買いもの。今回は徒歩移動が多いことが予想されたので、日傘デビュー。300円ショップで折りたたみのを購入。


宿泊するホテルライフォート札幌へ。ランチの前に荷物だけでも預けようと思ったら、すぐお部屋に入れた!

ランチは最近のお気に入り、札幌パークホテルのパスタランチ。ビールも。
パスタは鶏とルッコラのクリームソース。これにサラダとデザート、飲み物がついて1480円。


ランチのあとは、今回の旅のメイン(?研修じゃなくて?)、シアターZOOにて札幌座の「瀕死の王さま」を観劇。くわしい感想は後日。




札幌駅方面に戻り、ふたたびお買いもの。
JRの車内誌で見た小樽あまとうのクリームぜんざいが食べたくて、大通りビッセへ。美味しかった。


大通公園はビアガーデンでにぎわっていて、かなり心魅かれたけれど、さすがにひとりビアガーデンはできないので、すすきののお気に入りのワインバーカンティネッタサリュへ。スパークリングと白を1杯ずつ。

そういえば、ワインバーに向かう途中、すすきの駅で女子大生っぽい女の子に声をかけられた。「わかりますか?」と言うその顔を見ると、5年前の卒業生! すごい偶然!

英語を専攻していて、教職もとっているとのこと。がんばっているみたいでよかった。なにより、こうやって声をかけてくれるのがうれしい。

帰りはのんびり歩いてホテルまで。いつもながら、おひとりさま札幌をたんのう。

2012年4月28日土曜日

読書日記2012 A MONSTER CALLS Patrick Ness



新聞広告で見て気になって買った本。3月末読了。

2009年に47歳で亡くなったSiobhawn Dowdという作家の構想を、Patrick Nessが書き上げたもの。

ひとことで言うと、喪失への恐怖と、それを乗り越える物語。

13歳の少年コナーは、母親が病気の治療を始めてから、ある悪夢を見るようになる。
そしていつも決まって12:07に現れる、イチイの木の怪物。
怪物はコナーに3つの物語を語り、4つめはコナー自身が語れと言う。「真実の物語」を。
コナーの「真実」とは何か。
怪物が現れる「12:07」の意味は。

いちおう括りとしては児童書なのだけれど、なんとも重苦しい話。でもパワフルで引き込まれた。
コナーの祖母のキャラクターがなかなか斬新。車を運転し、仕事を持ってバリバリ働き、料理はしない。いわゆる子どもの物語に登場する「おばあちゃん」キャラとは違ってて新鮮。

かなりの勘違いだと思うのだけれど、怪物になんとなく父性、不在の父親の影を感じて萌えた。
コナーの父親は母親と別れ、アメリカで新しい家族と暮らしている。いじめっ子たち以外は、かつていちばん仲の良かった幼なじみも、出てくる先生たちも女性。
そんななかで、怪物だけが力強くコナーを責め、弄り、揺さぶる。
ちょっとした深読み&妄想。

装丁や挿絵も良い。日本語版のタイトルは「怪物はささやく」。おすすめです。

2012年4月22日日曜日

バル街2012春


2012年4月22日(日)、春のバル街。昨年秋は行けなかったので、1年半ぶり。
かなり早い段階でチケットのネット予約が終わってしまい、あわててこなひき小屋まで買いに行った。

ひのき屋さんのライブの時間に合わせて、17:00にブランヴェールが出店するはこだて工芸舎へ。しかしすでに満員で入れず、残念。

気を取り直して、天然酵母パンのお店tomboloへ。オープンサンド2種類と、コリアンダーブラックとかいう黒ビール。このビールが予想外に美味しかった


恒例の生ハムとチーズの振る舞い。


30分前から並んで、まずは生ハムと赤ワインゲット。


その後、クリームチーズと白ワイン。こっちは空いていたので、2回並んじゃった。ワインも2杯。


2軒め。上ノ国から出店の友矢。カニ!
だんは冷酒だけど、寒いときは熱燗さいこう。



3軒め。被災地からカフェペルラに出店の石巻復興ボンバール。
ほんの3日前に仕事で岩手県沿岸部を直に見てきたばかり。


ピンチョスは笹かまぼこのジュレのせ、わかめ、つくね、カキ。桜の枝が添えられた盛り付けもすてき。


4軒め。西波止場の空き店舗に出店の、バー杉の子。



西波止場からの眺め。


ベイエリアもこのにぎわい。


 
しめの5軒めはマメさんラーメン。かなり酔っぱらっててちょっとしか食べられなかったけれど、飲んだあとのラーメンてなんでこう美味しいんだろう。メタボまっしぐら。

 

ライトアップされたまちづくりセンターもキレイだった。

チケット5枚に加え、振る舞いのワイン3杯もいただいてしまったために、翌日はかなりの二日酔い。
見学旅行の代休とってあってよかった。
回も函館の街と美味しいものをたんのうしました。

2012年3月18日日曜日

観劇記2012 ステージラボ2011 レッツ!ワークショップ―ア・ラ・カルト―参加者修了公演 『Re:スタート』

2012年3月18日(日) 函館市芸術ホールにて。

ホールに入ると、ステージに客席が組んである。演技者と観客の距離がすごく近い。
かつ、ホールなので照明は充実。なんともぜいたくな使い方。
いろんな「再スタート」のお話。

第1話「再出発」
ブームが過ぎた元子役スターとその家族をめぐるお話。

第2話「共同作業」
女子高校生たちが、協力してひとつのダンスを作りあげることを通して成長していくお話。
たぶんあのダンスにはジャニーズとかKARAとかAKBとかの動きが含まれていたのでしょうが、おばさんにはよくわかりませんでした…。

第3話「罪と罰」
恋人を失った刑事が、その犯人を追い詰めるお話。

第4話「七転び八起き」
修羅場のマンガ家と、そのアシスタントのお話。
これがいちばん面白かった。「合田クリスティーヌ」(マンガ家)、「常盤藤子」(アシスタント)、「服部忍」(担当編集者)というネーミングがツボ。

第5話「神の声」
先にすすめそうですすめないカップルのお話。

空間の使い方とか、5つのストーリーをつなぐ構成とか、オープニングの演出とか、いろいろと刺激のある舞台だった。

ところでこの舞台、出演者の半分くらいが知り合いで、客席も顔見知り率がかなり高かった。
こうやって演劇をとおして知り合いが増えるのはたのしい。

2012年3月11日日曜日

観劇記2012 劇団.F『夢乃町3番地プロミスビル6階』

2012年3月11日(日) 13:30 函館市芸術ホール リハーサル室にて。

北海道教育大学函館校の演劇部を引退した人たちが新たに作った劇団、劇団.F(ドットエフ)の旗揚げ公演。

夢乃町3番地プロミスビル6階の空き店舗。
理想の店を作りあげようとする藤子。
次第に明らかになっていく彼女の趣味…。
そして藤子に振り回される周りの人々…。
何が起こるかわからないドタバタラブコメディー!
(公演パンフレットより)

まず何より、藤子役の役者さんの美脚に釘付け!! ラストシーンのコスプレもステキだった~! 眼福!

そう、藤子の趣味とは、コスプレ。
従業員に好みのコスプレをさせたバーを作ろうとする。
しかしながら、彼女がバーの開店を急ぐのには理由があって…、というお話。

藤子のキャラクター、コスプレ好きという趣味の奇抜さと、恋人が帰るまでに夢を叶えようとする、恋する女の子の可愛さ、みたいなののギャップがもっとあっても面白かった気がする。
趣味が明らかになるにつれて、私服もコスプレまがいの派手なのになっていくとか。

楽しめる舞台ではあったけれど、「ドタバタラブコメディー」というにはちょっと物足りないかも。
もっとスピード感があってもよかった。
せっかくコスプレという面白い題材なのだから、従業員たちが出てくるたびに違う衣装着てるとか、もっと目で楽しませてくれてもいい。CAとか警察官とかミニスカ+白衣とかチアリーダーとか。

あと、広いトイレへのこだわりと、コスプレ趣味との関係が結局謎。
2年くらい前に、函教大演劇部の公演で広いトイレのネタが出てきたけど、関係あるのか?

何はともあれ、若い子たちの演劇人口が増えるのはうれしい。
これからもがんばって面白いお芝居作ってください。おばさん応援してるわよ~!

2012年2月19日日曜日

M町観光ガイド養成講座


2月18日(土)におこなわれた、勤務する町の「観光ガイド養成講座」(無料)に参加。顧問をしているボランティア部の生徒を(無理やり)連れて、2時間ほどの講義を聞いてきた。

講師の方は、地元のボランティアガイド協会の会長さんで、絵を描く方。
この日もまずは大きな紙にポスターカラーで町の俯瞰図をサラサラと描き・・・、


クレヨンで色をつけ・・・、


出来上がったものにカードを貼りながら講義をしてくださいました。
こういうレクチャーはパワーポイントを使うのが主流の昨今、このアナログ感がすてき。その場で描くというライブ感もちょっとしたサプライズ。


そしてなんと!
後日講師の先生から、参加に対するお礼のカードが!
職業柄いろんな町で、しかも地域密着で働くので、それなりの愛着が生まれる。
あとどれくらい勤めるかわからないけれど、この町の発展と、ここに住む子どもたちの幸せを願っている。

2012年2月18日土曜日

観劇記2012 函館若手演劇人有志企画『1日芝居小屋 in 小春日和』

2月18日(土)、フリースペース(カフェも併設)「むげん空間小春日和」でおこなわれた演劇イベント、函館若手演劇人有志企画『1日芝居小屋 in 小春日和』に行ってきた。
以下、それぞれの演目の感想(順不同)。

<劇団る組~Enjoy☆Lifeは人目を避けて~>
4つの劇団から集った、この日限りのユニット。
テーマはひとことで言うと、「好きなものに誇りを持ち、素直に好きと言える勇気」かな。「好きという気持ちを貫く覚悟」かもしれない。
私としては、社会人としてのルールを守ってやるべきことをやったうえで、人に迷惑をかけなければ何をやっても個人の自由だと思う。周囲から奇異の目で見られたり、あからさまに悪く言われることは大人になるにつれてなくなってくるし、人から理解されないことも、齢とともにどうでもよくなってくる。
私自身、とりあえず今の最大の趣味である演劇に関しては、家族にたまに協力してもらっているところはありつつ、迷惑というほどではない。ただ、仕事と趣味をenjoyしすぎるあまり、今の自由気ままなライフスタイルを変える気がさっぱり起こらないために、両親にはやや申し訳ないかも。経済的には自立しているから許してください。
全然関係ないけど、小道具で使われていたペンタックスが、私が昔使っていたのとそっくりで、やけに親近感をおぼえました。

<Let’sえんげきぶ~ノックは3回~2回公演>
同じ脚本で、シチュエーション・演出・オチを変えて2回上演。
目の見えない女性の家に、口のきけない男性が侵入する、というお話。
1回目はドタバタのコメディタッチ。2回目はほんわかした、ほのかなラブストーリー。
女性は2回とも同じ役者で、男性は別。シチュエーションの違いによって、女性のキャラクターも変えてあって面白かった。
この演目をイベントの最初と最後に持ってきた構成も良い。

<Let’sえんげきぶ~アイツが死んだ夜~>
かわい子ちゃんふたりによる、やや抽象的なお芝居。衣装が可愛かった~!
わりと静かに、淡々とすすむのだけれど、役者の声が魅力的だし台詞が明晰に聞こえるので引き込まれた。
「夢」についてのお話。正直私は、「夢」っていうことばの持つ曖昧さがあまり好きではない。ただ漠然と「夢見て」いたり、叶わなかったとしても許されるような「逃げ」が感じられるからかも。

<もえとさっちゃん。~劇団G4コントっぽい①癒し系女子による~>
<ショージとヒロシ~劇団G4コントっぽい②男たちによる~>
今回のイベントは、癒し系女子たちを観に出かけて行ったと言っても過言ではない。大好きなおふたり。
「デートのシュミレーションをする」という設定は共通しているのだけれど、対照的でどちらも面白かった。
男たちは、チンピラ風の扮装が出てきただけで面白い。ちょっとズルいほどに。いくつかのネタをもとに、その場の流れですすめていくかんじ。
対して女子たちは、しっかりと作った台本をきっちりと観客に伝えているかんじ。きまじめなところがかわいらしく、かつなんとも言えず面白い。

<銀天淳之介~演芸>
今度は落語が聞きたいです。

<劇座不手際~トイレ休憩~>
「女性が頭を撃たれて死んだ事件の真相を推理する」というお話。いろんな可能性を挙げて再現するルーティンは面白いのだけれど、もうちょっと整理されてるとよかったかも。隣に座ってた女の子たちが「探偵コナソ」にやけにうけていたのだけれど、おばさんはあんまりそこ乗れなかったよ…。

小ぢんまりとした会場に、かなりの人が入ってにぎわっていた。コートとか、貴重品以外の荷物とか預けてもらうようにすると、もっとくつろげたかも。
新聞記事によると、夏ころに同様のイベントも企画中とか。楽しみです。

2012年2月12日日曜日

英検1級受験レポート 2011年度第3回編

8年半ぶりに英検を受験。前回受けたのは2003年の6月。不合格Bだった。

学校で申し込みを受け付けているときに、なんとなくイキオイでネットで申し込んだ。検定料をクレジットカードで払えるなんて、便利な世の中になったものだ。

とりあえず苦手な語彙だけでもと思って、冬休みに問題集を数ページやってみた。あとはこの8年半でどれだけ英語力が向上したか、力試しのつもりで受験。
2007年(だっけ?)に出題形式が大きく変わったことすら知らなかったほどの不勉強ぶり。まさかライティングがあんなことに!!

結果は、不合格A。113点中70点で、合格まであと10点。
詳しくは以下のとおり。

<語彙・熟語>
25点中16点。前回は8/30だったから、思ったよりできた(難易度も下がったのかもしれないけど)。相変わらずはっきり意味のわかる単語はほとんど無いのだけれど、語幹や雰囲気からなんとなく予想がつけられるようになったのかも。

<読解>
26点中16点。思ったよりできなかった。歳とともに集中力が低下しているのもあり、後半がつらい。特に興味が無い話題の文だと、読む気力がわかず、さっぱり頭に入らない。やっぱり好きなものばかり読んでいては限界があるようだ。TIMEとか読んだほうがいいかも。

<リスニング>
34点中26点。これも、後半になると集中力が途切れる。
あと、解答時間が短い! 選択肢を読む時間が足りない。筆記パート早めに終わって、目を通しておいたほうがいいのかな?

<英作文>
28点中12点。
これあせった!! 当日試験開始すぐに問題冊子ひととおりめくったら、200語のエッセーって!!
前回受けたときは100語程度のビジネスレターで、配点も10点くらいだったから、ぜんぜん重視してなかったよ!
とりあえず30分は取れるように時間配分したけど、結局150語くらいしか書けなかったし、内容もさんざん。
でも、その後模範解答を読んでみたら、なんとなくポイントはわかった気がする。次につなげよう。

ということで、今後の対策。
1.語彙の問題集はこれからも続ける。
2.もっと社会性のあるものを読む。
3.過去の英作文問題の模範解答をできるだけたくさん読む。

とりあえずかなりの刺激にはなったし、なんとなく先への希望も見えた。
7500円と休日半日を費やすに値する経験だった。

2012年2月4日土曜日

Birthday Sushi Dinner


1月生まれの私と、2月生まれの弟の誕生日を祝って、両親のおごりで寿司ディナー。
函館市湯の川の雷門鮨にて。
以前カウンターでお好みでたらふく食べたことがある。今回はコース。

まずはふぐの煮こごりと、お刺身はマグロ、寒ブリ、にしん。


かにみそ豆腐。かにみその風味がよくて美味。


銀鱈の煮つけ。身がぷりぷりしていて美味しかった!


にぎり。白身魚は塩味。

ちなみに飲み物は生ビール、久保田紅寿、八海山。お酒は3人で4合。

デザートにキウイフルーツがついたけど、なんだかもの足りなくて、帰りにセイコーマートでアイスクリームを買って家でお茶。

37歳の娘と、もうすぐ35歳の息子の誕生日を家族で祝うのもどうかと思うけれど、こうやってたまに美味しいものを食べると、しばらくがんばれそうな気がする。

2012年1月10日火曜日

読書日記2012 Candace Bushnell『SUMMER AND THE CITY』


暮れに読み始めて冬休み中に読み終わった、2012年の読了本第1号。
Sex and the Cityの主人公キャリーが、高校を卒業してすぐに、ライティングプログラムを受講するために初めてthe Cityでひと夏をすごす物語。

英語はそれほど難しくなくてさくさく読めたのだけれど、作家を志す女の子の一人称だけあって、ちょっとありきたりじゃない感じの語彙も使われている。英検の勉強も兼ねて、ときどき辞書を引きながら読んでみた。

サマンサの部屋に居候して、ミランダとも出逢う。ラストにはシャーロットも登場。
20代?と思われるころのサマンサはまだ結婚する気があったりとか、いろいろ面白い。
劇作家に恋をして戯曲を書き始めるあたり、キャリーって単純。年上に魅かれる傾向はこのころからあったらしい。

キャリーと同様、私にとってもニューヨークは大好きな街。
作中に、2年半前に訪れたStrand Bookstoreが登場。知っている場所が出てくると妙にうれしい。

ラストで作家になるチャンスをつかみそうになるキャリー。
おそらく続編があるのでしょう。楽しみ。

2012年1月9日月曜日

観劇記2012 劇団四季『ライオンキング』


2012年1月7日(土) 17:30~ 北海道四季劇場にて。

2012年の初芝居は劇団四季。

『ライオンキング』自体は、ブロードウェイと東京あわせてすでに4回観ている。
(ブロードウェイ版を最初に観たときの感想はこちら
しかしながら、四季版のうまいところは、公演地によって台詞にお国ことばを取り入れるという仕掛け。
そうなるとやっぱり地元北海道バージョンも観なきゃでしょう!

ミーアキャットのティモンと、イボイノシシのプンバァの台詞が、その公演地の方言になっている。
で、北海道バージョンはというと、これがなかなか良かった。
役者の発音に違和感があるのは否めないけれど、台詞自体はかなりの研究に基づいていることがうかがえた。

ティモンが「…だべ」、プンバァが「…っしょ」をそれぞれ多用する、という個性の分け方がうまい。「はんかくさい」などの基本語彙のほか、「ザンギみてぇな味」みたいにご当地グルメ(?)をネタにしたり。あと「わや」ということばはあんまりふだんは意識してないけど、たしかにけっこう使う。

札幌に行く機会があったら、安い席でもう1回くらい観たいかも。
しかしそれ以上に、次の演目が気になります。希望は「Wicked」なんだけど、「マンマ・ミーア!」というウワサも。
とにかく、北海道四季劇場ができるだけ長く続いてくれることを望みます。

2012年1月8日日曜日

札幌初芝居の旅2012 その2


朝はかなりのんびりしてから、バイキングの朝食へ。
和朝食と、デザートにフルーツとヨーグルト、コーヒーをたんのう。

チェックアウトぎりぎりまでお部屋でくつろいでから、札幌駅周辺へふたたびお買い物へ。
お財布とかジャケットとか購入。
お昼ごはんは天ざるそば。
やっぱりちょっと時間を持て余して、マッサージしたり、スタバで読書したり。

デパ地下で晩ごはんを買ってから帰りの電車に乗ったけど、疲れすぎて食欲もなく、結局車内ではほとんど眠って過ごした。

1泊2日の札幌をたんのう。これで冬休み明けの仕事もがんばれる気がする。
写真は前日夜の札幌テレビ塔。

2012年1月7日土曜日

札幌初芝居の旅2012 その1


朝一番のスーパー北斗に乗るべく勤務地の駅へ。
現在高校2年生のバスケ少年たちと遭遇。元気そうで何より。
車内ではまず新聞。それから冬休み用に買ったReading Sex and the Cityを読む。
日本のドラマ分析本と違い、けっこうしっかりした評論で、なかなか手強い。

10:20過ぎに札幌着。
ホテルの近くでランチをしたかったけれど、ちょっと早いので、ひとつだけお店を見る。
そしてさっそく買い物。ニットのチュニックとロングカーディガン。

泊まりはライフォート札幌。ランチの前に荷物だけでも預けようと思ったら、すぐお部屋に案内してもらえた。ラッキー。

お気に入りのレストランかやの茶屋でランチをしようと、中島公園を横切って出かける。公園はすっかり雪景色。スキーはいて歩いてる人とかもいた。
しかーし!なんとこの日はカフェのみの営業とのこと。残念…。

札幌駅方面に戻るにはおなかがすきすぎていたので、以前に一度行ったことのある札幌パークホテルのレストランへ。
1450円のランチとワンコイン(500円)の生ビール。
前菜、パスタ、パン、デザート、コーヒーがつく。
パスタは3種類から選べたので、サーモンのクリームソースのをチョイス。きのこ(好き)とブロッコリーも入っててけっこうボリュームあって、美味しかった!


ふたたび札幌駅周辺に戻り、お買い物。
風呂敷カレンダー、ニットなど。

うわさの札幌駅前地下歩行空間を通って劇場へ。古本市とかやってて面白かった。
途中、日本生命ビルにあるタリーズコーヒーでお茶。

そして今回の旅のメインイベント、劇団四季の『ライオンキング』札幌バージョン!
劇場にはお正月飾りも。
そしてやっぱりLKはいい! くわしい感想は後日。


17:30からのお芝居だったため、終演後もそれほど遅い時間ではなかったので、ススキノのワインバー、カンティネッタサリュへ。
2年くらい前に人に教えていただいたお店なのだけれど、ひとりでも入りやすくてそれ以来すっかりお気に入り。お料理も美味しいしお値段もお手ごろ。
スパークリングワインと赤ワイン1杯ずつ、のんびりいただく。
おひとりさま札幌をたんのう。

2012年1月1日日曜日

謹賀新年2012


みなさま、あけましておめでとうございます。
2012年もよい年になりますように。

この上なくダラダラ過ごしている年末年始。今日で化粧しない生活5日め。怠惰な日々をふり返ってみる。

12月28日(水)
休みをとって午前中ダラダラし、午後から勤務地の住宅の片付け開始。
ふと年明け札幌に行こうと思い立ち、ライオンキングのチケットとホテルを予約。
たしかこの日の夜に年賀状を書いた。

12月29日(木)
ゴミを出すために早めに起きて掃除開始。
夕方、JRの駅で札幌行きのチケットを買ってから、函館の自宅へ。
晩ごはんはすきやき! 年末年始ダラダラ生活のはじまり。

12月30日(金)
お昼ころ美容院へ。あごの長さでやや前下がりのボブに。
毎年恒例年越しの宴のために、ケーキの差し入れを買いに行く。
気が向いたらちょこちょこ片付けや掃除。
そして夜は、手巻き寿司パーティ。日本酒、スパークリング梅酒、赤ワインと飲みまくり。
デザートのケーキもしっかりいただく。

12月31日(土)
ダラダラとネットなどしながら、合間に唯一作れるおせち、栗きんとんを作る。これだけは毎年私の担当。
夕方5時半から早くも飲み始める。前日の残りのお刺身やくじら汁の晩ごはん。
紅白歌合戦を見ながら、8:00ころ年越しそば。
正しい日本の大晦日を過ごす。

そして元日の今日は、8:00ころ起きて朝風呂。韓国土産にいただいたシートパックで、いつもはなかなかできないスキンケア。
その後両親とNew Year’s Breakfast。お屠蘇もちょっぴり。
お昼ころ父方母方それぞれのお墓参り。帰りには神社にも。おみくじは中吉。
午後はネットしたりビデオ観たり読書したり。
「飲酒は5時半から」と決めていたにもかかわらず、夕方叔父一家が訪ねてきた流れで、5:00過ぎからdrinking timeに突入。
21:00からはドラマ『相棒』を観る予定。ワイン飲みながら楽しみます。

あと2日はこんなダラダラ生活が続く予定。冬休みはダイエットもお休みです。
みなさまも良いお正月をお過ごしください。