2010年7月31日土曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY15


ホームステイ1日目。
寮に迎えに来てくれたhostessのBrendaと、まずは彼女のやっているペットケアのお仕事のお手伝い。

Brendaは60代半ばのシングル女性。イギリス出身で、結婚後カナダに渡り、大手電話会社に勤めたあと、ペットケアのビジネスを始めたそうだ。子ども2人がまだ成人前に離婚。現在は2人とも独立して、シングルライフを楽しんでいるようす。

休暇などで留守にしているおうちのペットたちにごはんをあげたり、散歩に連れて行ったり、庭の世話をしたりするお仕事。
この日は2匹の猫ちゃんがいるゴージャスなコンドミニアムと、小型犬2匹がいる一軒家へ。いろんな物件やインテリアを見るのが面白かった。お天気が良くて、わんちゃんたちとの川辺のお散歩も楽しかった。

それからダウンタウンのファーマーズマーケットへ。
アウトドアのマーケットだったので、先週行ったOld Strathconaのとはまた違った雰囲気。
翌日お友達をディナーに招いているということで、新鮮な野菜やパイを購入。


それからイタリア人街にも。スーパーにずらりと並んだトマト缶が面白くてつい撮影。
パスタも生から乾燥したのまで、ものすごい種類があった。
オリーブオイルやバルサミコ酢も種類が豊富。


そしていよいよBrenda宅へ。
野菜やフルーツ、ハーブがたくさん植えられたジャングルみたいな庭のある一軒家。
中も広々としているし、デッキも広い。
通りよりも少し高いところにあって見晴らしのいいデッキでランチ。幸せ。


夜はBrendaの友人のインド系女性のバースデイパーティへ。
ゲストの多くもインド系だった。
まだ子どものころに家族でカナダに渡り、苦労して高等教育を終えてそれなりの職を得、今は孫にも恵まれたらしい彼女。いろんな人がそれぞれの理由で故郷を離れて移り住み、さまざまなバックグラウンドの人たちによって形作られているカナダの多様性を改めて感じた。

それから、アトランティックカナダの音楽が演奏されるバーへ。
15年前に8ヶ月を過ごしたカナダ東部を懐かしく思い出した。

2010年7月30日金曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY14



授業のあと、初めてひとりで電車に乗って、大学から10分くらいのところにあるSouthgate Mallに行ってみた。
なのでちょっとエドモントンの公共交通機関についてご紹介。

ETS(Edmonton Transit system)では、市バスのほかにLRTと呼ばれる電車を運行している。現在は1路線しかないので、公共の交通機関が苦手な私でも楽々乗れた。
運賃はバスも電車も一律2ドル75セント。

写真のようなチケット(ピンボケですが)を買って(バスはキャッシュも可)、バスの場合はドライバーに渡して、必要な場合はtransfer ticketをもらう。90分間有効。


電車の場合は乗車前にこういう機械でvalidateする。印字された時間から90分間有効で乗り換えも可能。

寮からすぐのところに駅があったので、けっこう便利だった。

Southgate MallはSouthgate駅からすぐ。
以前住んでいたときにお気に入りだったカナディアンブランドのお店などいろいろ見て回ったけど、結局買い物はdollar storeのみ。お土産になりそうなものとか、なかなかの収穫だった。

2010年7月29日木曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY13



school visit2回目。
今回はMetro Continuing EducationのLINC (Language Instruction for Newcomers to Canada)の大人向けESLプログラムを見学。カナダへの移住者は、ある程度の英語教育を無償で受ける機会があるそうだ。

いろんなbackgroundを持った大人たちが、主にカナダで職を得ることを目指して英語を学んでいる。
教室や廊下の掲示物に興味深いものが多い。上のはわりと上級のクラスにあったもの。これ自分の勉強用にほしい。



Canadian Language Benchmarksのポスター。 英語を母語としない人たちの英語力を測る指標で、12のレベルに分かれている。これはレベル3のもの。研修の中で、ヨーロッパで使われている同じような指標についても触れられていた。なかなか興味深いのでそのうち調べてみたい。

近くのモールのフードコートででチャイニーズのランチを食べてから、大学に戻る。


午後はカナダの教員のみなさんとの懇談。前の週にもあって、この日が2回目。
どの日にどの人と話したか忘れてしまったのだけれど、記憶をたよりにまとめて記録しておく。


Outreach programに携わっている高校の先生。
エドモントンのschool systemについて説明してくれた。日本の保育園にあたるものはpublicのものではないため、フルタイムで働く人は小さな子どもをどうしているのかが気になって質問してみた。彼自身はchild careに預けているけれど、長時間になればなるほどお金がかかるのでたいへん、みたいなことを言っていた気がする。
前にアルバータの高校で教えていたときに、クラスにいた子が「Outreachにtransferするから」と言って辞めてしまったことがあって、それ以来気になっていたoutreach programについても知ることができた。就学すべき年齢(16歳?)を過ぎた人たちがhigh school dipromaを取得するためのプログラムらしい。


小学校の低学年の先生。
参観日での、保護者に子どものachievementを知ってもらう活動の工夫を紹介してくれたのが興味深かった。


幼稚園の先生。
Smartboardを使った活動を紹介してくれた。かなり活用しているらしいのだけれど、小さいうちからああいう画面を長い時間見るのってどうなの?とも思った。


Ukrainian bilingualの学校でUkrainian Languageを教えている先生。
projectを中心にした、task-basedの授業をしているそうで、FashionについてのUnitを紹介してくれた。 すごくやってみたいけど、文法ベースの教科書に沿って教えるのがスタンダードな日本の中学校ではなかなか。


フランス語とスペイン語の先生。
French Immersionも教えたことがあるそうなのだけれど、ご自身はもともとFrench backgroundなわけではなく、フランス語は学校教育で身につけたと聞いて驚いた。


小学校~中学校の教頭先生(女性)。
最近administratorの仕事にちょっと興味があるので(自分ではやりたくないけど)、いろいろ質問した。 newsletterによる保護者への情報発信や、それを保護者にちゃんと読んでもらうよう啓発することの重要性とか、いろいろ興味深かった。


カナダの学校については、実際に1年半教えてすでに知っていることもいろいろあったので、マニアックで奇妙な質問をしてしまったかも。
でも新たに知ったこともたくさんあって、貴重な経験だった。

2010年7月28日水曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY12


Mountain Tripの疲れを癒すため、午前の研修はお休み。
16:30に閉まってしまうためいつもはあまりゆっくり見られない大学のbookstoreへ。
気になっていたUofA印のTシャツ(youthのXLサイズで10ドル)をやっと買った。


そして夜はbaseball game!
そもそもスポーツ観戦にはまったく興味がないのだが、なかなか無い機会なので参加。

アメリカ西部、カナダ西部、メキシコなどのチームが所属する、Golden Baseball Leagueの試合。ナックル姫吉田えり投手のいるChico Outlawsも同じリーグ。レベル的にはメジャーリーグの2Aくらいらしい。
地元チームEdmonton CapitalsとCalgary Vipersの対戦。エドモントンとカルガリーは町自体もライバル同士。チームのファンにとってはさぞ盛り上がる試合だったでしょう。
そしてなんと!球場のご好意で、選手入場のときにフィールドのそばで選手とハイタッチ&その後の国歌斉唱も!
試合中はこの日安かったホットドッグ&ビールとともに、球場の雰囲気を楽しんだ。
けっこういい試合だったみたいだけど、結果は残念ながら逆転負け。
そして帰り道、例年にない雨と湿気のため大量発生した蚊に襲われた!!
もう数え切れないほど刺されました・・・。

2010年7月27日火曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY11


Mountain Trip3日目。
バンフを発ってDrumhellerへ向かう。アルバータに1年半住んでいたにもかかわらず、結局一度も訪れる機会がなく今回が初めて。

途中、こんな広大なキャノーラ畑がひたすら続く。キャノーラはアルバータの主要な輸出品なのだそうだ。


まずはHoodooを見学。自然ってふしぎ。


チャイニーズビュッフェのランチのあと、ドライバー氏のおすすめでsuspension bridge(吊り橋)へ。なかなかスリリングな経験。


このあたりは有数の化石の産地(?)だそうだ。そのためアルバータの化石の採掘や所持に関する法律は、世界で最も厳しいらしい。
いちばん印象的だったのはこの美しいアンモナイト。
あと、学芸員(?)が土や石の塊から化石を掘り出しているところを見せているのが面白かった。
夕方、寮に帰宅。1週間ちょっとしか暮らしていないのに、「家」に帰ったみたいな気分になるから不思議。

2010年7月26日月曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY10


Mountain Trip2日目。まずはColumbia Icefieldへ。
以前来たときは遠くから眺めただけだったのだけれど、今回はこんな巨大な車輪のついたバスで氷河の上へ!


空気がひんやしとして、なんだか自然の力を浴びている気がするパワースポットだった。
でもやっぱり地球温暖化によって、氷河の面積はどんどん小さくなっているらしい。


お気に入りの水ボトルに氷河の水をつめてお持ち帰り。


ビュッフェのランチ(サーモン美味しかった)のあと、Lake Louiseへ。
ここも前に来たときは春先で水面がまだ凍ってた気がするのだけれど、今回はこんな美しい水色が見られた。お天気も良かったし、最高!


今日の宿泊はバンフ。
RCMP(Royal Canadian Mounted Police。王室カナダ騎馬警察)がmusical rideの練習をしているところを目撃!!
制服マジックよね~! 激萌え!
夕食はバンフ市街のメキシカンバーで。ピーナッツの殻が床に散乱する、フシギなお店。
カサディーラとかナチョスとかみんなでシェアしつつ、メキシコビールをいただいた。

2010年7月25日日曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY9


Rocky Mountains方面への2泊3日の旅の1日目。
午前中は移動が主だったのだけれど、のんびり昼寝ができると思ったら大間違い。
プログラムのディレクターDr.Bとの面談とか、がっちり発音指導されながらの歌とか(遠足のバスレクどころじゃない)、資料のハンドアウト読んだりとか、大忙し。
Dr.B曰く、「眠ってたら美しい景色を見逃してしまうじゃないの!」とのこと。確かにね。

ランチは高級リゾートJasper Park Lodge内のレストランにて。こーんな美しい湖が見える外席で。
しかしあまりにもお天気が良すぎて、太陽の方向に向いていた右半身がすごい日焼け。
Jasper Park Lodgeには5年前、シーズンオフにけっこうお得な値段でキャビンに泊まったことがある。
そのとき行ったお寿司屋さんの前を通ったりもして、すごく懐かしく思い出した。

Bison Burgerをいただきました。ジューシーかつ脂っぽくなくて、ヘルシーな感じ。
美味しかったけど、なにぶん肉がでかいので、けっこう重かった・・・。

胃の中で自己主張を続けるバイソン君を消化すべく、Maligne Canyonでハイキング。基本インドアな私だけれど、こういうお天気のいい日に美しい自然の中を歩くのはやっぱり気持ちいい。そういえばここも5年前に雨の中お散歩したような気がする。


本日の宿は、Best Western。5人は泊まれるゴージャスなお部屋に3人で宿泊。

夕食はJasper Brewing Companyのパブへ。地元のビールHoney Bearとブルシェッタをいただいた。

2010年7月24日土曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY8



研修が始まって初のall free day。
大学の近くの古い街並み、Old Strasconaで毎週土曜日に開かれるfarmers' marketへ。
新鮮な野菜や果物が並んでいて、ものすごく心魅かれたのだけれど、翌日からmountain tripで3日間留守にするのでやめておいた。隣のBC州産のブルーベリーだけ買ったけど。
この時季、このへんではブルーベリーが安くて美味しい!

ランチにフードコートで米の入ったスパイシーなスープをいただく。


午後は、farmers' marketのすぐそばのVarscona TheatreでAmbassador's Wivesというお芝居を観た。

ヨーロッパに駐在する、破産寸前の小国の大使が、国の財政を救うためにお金持ちの女性と結婚しようと、あちこちで女性に声をかける。ある午後、大使館に彼と「結婚した」と言う女性が3人、同時に現れてさあ大変! さらにそこで殺人が起こり・・・というお話し。

キャパ100人くらいと思われるこぢんまりとした劇場はすごくcuteでcomfortable。
役者もすごく良かった。特に女優さんたちがそれぞれチャーミング。1920年代の衣装もすてき。
カーテンコールで犯人役の役者さんが、「私が犯人だってことは内緒ね」みたいなしぐさをしてたのが可愛かった。

こういうしっかりしたお芝居がローカルな劇場で気軽に観られるのっていいな~。


夜は寮のリビングで研修生のひとりのbirthday party。
おにぎりやら卵焼きやらがならぶ。もちろんケーキも。
なんだか学生に戻ったような夜だった。でも結局話題は何かと仕事のことになってた気がするけど。

2010年7月23日金曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY7


クラスのあと、ダウンタウンで行われているTaste of Edmontonというイベントへ。
エドモントン市内のレストランがブースを出して、お店のメニューからサンプル的なアイテムを2~3品提供する。チケット(写真)は1枚1ドルで、1アイテム3~6チケットでゲットできる。
とりあえず10枚買ったけど、足りなそうだったので5枚追加。

まずはベジタリアンスプリングロール。ベジタリアンのわりにはけっこうボリュームがあって美味しかった。



次にウクライナ料理のピローギ。マッシュポテトをつめた餃子的なもの。
カナダのアルバータを含む平原地帯にはウクライナ系移民が多い。今回の研修のディレクターDr.Bもウクライナ系。
東ヨーロッパで広く食べられている料理らしく、そういえばポーランド系のルームメイトが食べていたのを覚えている。



アルコールがいただけるのはフェンスで仕切られたエリアのみ。手に認証スタンプを押してもらって中に入る。
なんとここでIDを要求された! ちなみにアルバータでは18歳から飲酒可。とはいえ、25歳以下に見える場合はID確認を求められるそうです。+10歳なのですが。
ワインとビール何種かの中から、ビールをいただいた。

最後にデザートにアイスクリーム。これでチケット15枚をちょうど使い切った。
15ドルでお腹も満たされ、ほろ酔い。チップも要らないし、屋外で飲んだり食べたりするのも楽しいし、かなりお得なイベントだと感じた。エドモントンに住んでたらリピート必至。

2010年7月22日木曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY6


午前中、summer schoolをやっているエドモントン市内の高校を訪問。
Harry Ainlay High School。以前アルバータ州で仕事をしているときにも、日本語教育がさかんな学校として聞いたことがあった。


Mr. ItoのESLの授業を参観。ふだんは日本語コースを教えているMr. Itoの教室には、教室日本語の掲示物が。教室に置いてある日本文化紹介の雑誌なんかも、5年前日本語を教えていたときのことを思い出して懐かしかった。

他には、BiologyとCALM(Career and Life Management。この日は医療系のキャリアについてのプレゼンテーション)を参観。

その後、校長先生を囲んで質疑応答。Special Needs studentsへの対応について質問してみた。
カナダでは基本、どの子も地元の高校に通えるのがいい。特別支援を含めた総合高校ってできないものかと思う。


大学に戻る前に、乗り換え駅の近くのモールでランチ。フードコートでファストフードのベトナム麺。ベジタリアンヌードル美味しかった。
夜は教室でMovie Night。Gridiron Gangという映画を観た。
実話を基にした、少年更正施設のフットボールチームのお話。少年たちがフットボールを通じて、「自分にも価値がある」と思えるようになるようすが印象的だった。

2010年7月21日水曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY5


研修のあと、大学から歩いていける公園で行われている、Freewill Shakespeare Festivalへ。
今回の研修中はできるだけ単独行動を控えようと思っていたのだけれど、なかなか人を誘いづらいイベントなので、ひとりで出かけた。

広大な公園の野外ステージで、2つの演目が日替わりで上演される。
今年はMacbethとMuch Ado About Nothing。

Macbethもとても興味があったのだが、ちょうど予定が空いていたこの日はMuch Ado。でもコメディだし、あらすじも前知識があったので、かえって良かったかも。
幕間にワインをいただきつつ、夏の夜のシェイクスピアを楽しんだ。

写真は上演後の舞台。

HTEPスタッフに教えてもらって、行きの道順は完璧だったのだけれど、帰りに公園から出ようとしたら広すぎて出口がわからない!
とりあえず通りに出たはいいが、入ったのとは違うところから。なので大学に戻る方角もわからない。来るときは丘を下ってきたから、上っていけばだいじょうぶだろうと思いつつ、車は通るが歩いている人は誰もいないために不安になってくる。
するとそこへ自転車の男性が! 必死で呼び止めて方角を確認。やっぱりちゃんと正しい方向に向かっていることがわかり一安心。

1ヶ月の研修でいちばんスリリングなできごとだった。

2010年7月20日火曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY4


この日のお昼はWelcome Lunch 。
研修生の自己紹介と関係者のスピーチ。UofAのスタッフとか、ホームステイを受け容れてくれている人たちとか、たくさんの人たちに支えられたprojectなのだと改めて感じた。
サンドイッチやらラップやらをたらふくいただく。


ちょっと早めに研修が終わったので、大学のbookstoreへ。職場の皆様へのお土産にUofA印のポートフォリオを大量に購入。
その後、West Edmonton Mallへ。
以前アルバータに1年半住んでいたときにも一度だけ行ったことがある。前は車だったけど、大学からバスだとけっこうかかった。
かつて世界一だったこともある巨大屋内ショッピングモール。ショップのみならず、写真のようなプールやスケートリンクなどもある。
dollar storeとか、お気に入りの北米ブランドのお店で買い物。気がついたらTシャツばっかり5枚買ってた。
フードコートでチャイニーズの晩ごはんを食べて、大学に帰った。

2010年7月19日月曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY3


この日から本格的に研修開始。
研修中、ほぼ毎日けっこうな時間を費やしたのが、review、つまり復習。
前日までの研修内容についてのquestionsに、
1.まずは何も見ないで記憶を頼りに。
2.次に別の色のペンでノートやハンドアウトを見ながら。
3.最後にまた別の色のペンで、グループのほかの人たちと考えをshareしながら。
答えていく。
最初はわりと苦痛だったのだけれど、何度か繰り返しているうちに、だんだん自分の理解が深まっていくのがわかって、面白くなってきた。
午後から銀行へ出かけ、持参した日本円をカナダドルに換金して研修費の支払い。
研修のあと、寮のすぐそばのコンビニで買い物。10ドルのphone cardを購入。
かなりあやしいこのカード。何度か日本に電話してそのたびに10分くらいは話したにもかかわらず、帰国直前の時点で「この番号には残り300分(?)通話可能です」とか言ってた。
写真は寮の入り口。

2010年7月18日日曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY2


今回の研修は、北海道とアルバータ州立大学のパートナーシップに基づいて行われているHokkaido Teachers of English Project(HTEP)の一環で、正しくはHTEP Canadaというべきプログラム。北海道から10名の教員がカナダに渡って1ヶ月研修する。HTEPにはこのほかに、北海道立教育研究所で行われているプログラム(HTEP Japan)もある。

カナダに着いた翌日。時差ボケ解消のため、午前中からオリエンテーション。
参加者自己紹介に始まり、エドモントン市内の住所の読み方、地図の見方、公共交通機関などについて。

午後はフリー。折りしもこの日はEdmonton International Street Performers Festivalの最終日。
とってもいいお天気の中、他の研修生の方々といっしょに出かけた。
上の写真はHip Hop系のダンス。

このフェスティバルをはじめ、エドモントンはイベントシーズン真っ最中。このあともいろんなイベントに出かけた。


寮の近くのピザ屋で晩ごはん。おじさんひとりでやっててすごく待たされたけど、意外に味は良かった。
久々のメキシコビールCoronaと、グリークピザ。

2010年7月17日土曜日

ただいまカナダの夏~HTEP2010 DAY1

この夏、「中学校・高等学校英語教員指導者養成研修(アルバータ州立大学研究派遣)」に参加した。

カナダはアルバータ州の州都エドモントンのアルバータ州立大学で、4週間の研修。
帰国してすでに4週間、研修開始からは2ヶ月近く経ってしまっているけれど、せっかくなので記録しておく。

7月17日(土)、隣の住宅の初任者君に送ってもらって、勤務地のJR駅へ。特急で南千歳まで。
快速エアポートで千歳空港へ。大きな荷物を抱えて何とかたどり着く。あとは飛行機だから安心。
しばらくは食べられないであろう、おにぎりのお昼ごはん。

13:00にほかの参加者の方々(全道各地から集まった10名の教員と指導主事の方1名)と合流。
簡単な出発式をして、14:20のフライトで成田へ。羽田→成田の移動が無いのって初めて。らくちん。

成田からバンクーバーへ。いつもながらフライトではあまり眠れないので、読書(ジョージ・オーウェルの『1984』)、飲酒、あと映画(『孤高のメス』。堤真一はいい)。

バンクーバーで入国審査。エアカナダの国内線に乗り換え、エドモントンへ。
空港で今回お世話になるアルバータ州立大学のDr.Bと研修スタッフが、こんなパネルとともにお出迎え。

空港から大学のバスでアルバータ州立大学へ。1ヶ月間の住まいは、Lister Centreという大学の寮。寝室にはこんなWelcome basketが。

研修スタッフが、車で最寄のスーパーに連れて行ってくれた。身の回りのものやちょっとした食料、そしてビール!が入手できて助かった。

ひとまず買い込んだサラダとビールで食事を済ませて、長い一日の終わり。